ガチャッと鍵をあけた瞬間、しっぽをぶんぶん振って、玄関までお出迎え。うれしい時間ですね。
カメラがなくても、できることは2つ。出かける前にひと工夫、帰ってきたら様子をちらっと。この2つをちょっと気にかけるだけでも、留守のあいだをどう過ごしていたかのヒントは、けっこう見えてくるものです。
愛犬のお留守番環境診断で「みまもり強化タイプ」だった子は、ごはんもお水も室温も、だいたい整っていることが多いタイプです。様子が見えないのは、困りごとがあるというより、まだ分かっていないことがあるだけ、ということが多いもの。そこを、ちょっとずつ埋めてみませんか。
この記事でわかること
- 出かける前の5分で、気持ちをととのえる工夫
- 帰ってきたときの様子から分かるヒント
- 「1回」より「続いているか」で見る、相談の目安
- 手元にあるもので、もう少し見守る方法
- ペットカメラを置く前に知っておきたいこと
出かける前の5分で、気持ちをととのえる
お留守番の様子は見えなくても、出かける前の過ごし方は選べます。
- 5分だけでも匂い嗅ぎ散歩に出て、くんくん満足してから出かける
- 留守中に楽しめるおもちゃやガムを用意しておく(誤飲につながりそうなものは避ける)
- 出かける直前はバタバタせず、落ち着いた雰囲気で「いってきます」
帰ってきたときが、いちばんの手がかり
ドアを開けたら、お出迎えを受けながら、部屋をぐるっとひと目。カメラがなくても、帰ってきたときの様子から分かることはたくさんあります。
帰ってきたら、ちらっと見るところ
物がかじられていない?
トイレは、いつもどおり?
お出迎えは、いつもの感じ?
落ち着いてお出迎えしてくれて、部屋もいつもどおり。そんな日が続いているなら、ひとまず落ち着いて過ごせているサインかもしれません。
反対に、物がかじられている、トイレの失敗が増えた、ご近所から「ずっと吠えていたみたい」と聞いた。こんなことが最近続いているなら、部屋の環境に加えて、気持ちのサインかもしれません。ひとりの時間に、気持ちがゆれていたのかもしれません。
「1回」より「続いているか」
見たいのは、1回の出来事より、最近続いているかどうかです。留守番のたびに物を壊す、長い時間鳴き続ける、トイレの失敗をくり返す、自分の体をなめすぎる。こうした様子が続くときは、暮らしへの影響や体の変化もふまえて、動物病院に相談してみるのがおすすめです(獣医師が監修した記事で紹介されている目安です)。
手元にあるもので、もう少し見守る
- 使っていない古いスマホがあれば、ビデオ通話アプリで即席の見守りに。ずっとつなぐのは難しくても、気になる日だけ試すのも手です。充電しながら置くときは、うちの子がコードをかじれない場所にしてくださいね
- ご近所や家族に、「鳴き声などで気づいたことがあったら教えてね」とひとこと伝えておく
- お留守番の前とあとで、同じ時間に様子をメモして、変化がないか比べてみる
それでも、やっぱり見てみたいときは
ペットカメラなら、出先からスマホで様子を見たり、鳴き声の通知を受け取ったりできます。「見えないと、なんだか落ち着かない」というときに向いている道具です。
置く前に知っておくとよいのは、こんなところ。
- 本体の費用や通信費がかかる
- Wi-Fiや置き場所によっては、映らないところができる
- 見られるぶん、ついこまめにのぞいて、かえって気になってしまうこともある
上の工夫を試してみて、それでも「ここが見たい」があるときに選んでみるのがおすすめです。選び方は、ペットカメラの選び方と比較にまとめています。
次のお留守番で、ちょっと試してみたくなること
- 出かける前に、5分だけ匂い嗅ぎ散歩
- 帰ってきたら、部屋とトイレを「ちらっと」チェック
どちらも、いつもの流れにそのまま足せます。
ほかのところも、見直してみる?
お留守番で見直せるところは、様子の見守りのほかにも、お水や室温などいろいろ。愛犬のお留守番環境診断では、うちの子の場合どこから見直すとよさそうかをタイプで確かめられるので、次のお留守番の前にのぞいてみてくださいね。お水の用意は、お留守番中のお水、どう用意する?にもまとめています。
こんなときは相談を
- 物がかじられている、トイレの失敗が増えた、吠え続けている、といった様子が最近続いているときは、かかりつけの獣医師や専門家に相談してみるのがおすすめです。
- 気になる症状があるときは、まず動物病院で、体に原因がないか診てもらうと安心です。
- この記事の内容は、診断や治療の代わりにはなりません。






