朝ごはんのあとに、「ひとつだけね」。お散歩から帰って、「おすわり上手!」でもうひとつ。夜、テレビを見ながら、家族のだれかがまたひとつ。
おやつの袋が「カサッ」と鳴れば、どこにいても飛んでくる。
ひとつひとつは「ちょっとだけ」でも、1日を合わせると、けっこうな量になっていることがあります。見かたのコツは2つ。ごはんとおやつを別々にせず「1日の合計」で見ること。それから、ときどき体を手で触ってみることです。
今のごはん見直し診断で、量や体型、与え方が気になるタイプと出た方にも、手がかりになるはずです。
この記事でわかること
- 袋に書いてある給与量の「目安」の使い方
- 手で触って確かめる体型の目安(BCS)
- おやつを「1日の合計」で見る考え方
袋に書いてある量は「目安」
フードの袋には、体重ごとの給与量の目安が書かれています。書くことが決まっている大事な項目ですが、あくまで目安なので、その量ぴったりでなければいけない、というものではありません。運動量や年齢、体質によって、ちょうどいい量は子それぞれ。
いつものカップですくった1回分を、キッチンスケールにそっとのせてみる。目分量とのズレに気づくことがあるので、まずは今あげている量と袋の目安を比べてみるのがおすすめです。
フードをしまっておく
密閉
フードストッカー 1.5kg 山崎実業 Nooks(PEPPY) 1.5kgの袋用のフードストッカーで、180mLまでの計量カップがついています。カップの目盛りは容量なので、重さはスケールで確かめてみてくださいね。
体型は、手で触って確かめる
体型は、見た目と、なでたときの手ざわりで確かめられます。ボディコンディションスコア(BCS)と呼ばれる目安で、見るところは、たとえばこの3つです。
体型チェックの3つ
あばら骨に、軽く触れる?
上から見て、腰にくびれはある?
横から見て、お腹は上がっている?
余分な脂肪がなくあばら骨に触れる、上から見て腰にくびれがある、横から見てお腹が吊り上がって見える。こうした状態が、理想的な体型の目安として挙げられています(環境省の資料より)。
体重は、週1回くらい量るのが目安とされています。数字とあわせて、なでるついでに手で触ってみると、「前より、あばら骨が分かりにくいかも」といった体型の変化にも気づきやすくなります。理想の体重を知りたいときは、かかりつけの獣医師に相談してみるのがおすすめです。
おやつは「1日の合計」の一部
おやつは、1日に必要なエネルギー量のおよそ20%以内がひとつの目安。あげた分だけ、主な食事の量を減らすのがすすめられています(環境省の資料より)。
おやつを「別枠」にせず、1日に食べる全体の一部として見るのがコツです。トレーニングのごほうびも、家族それぞれの「ひとつだけね」も、積み重なると意外な量になっていることがあります。家族で話して、1日分のおやつを小さな入れ物に分けておくのも手です。
今夜、ちょっと試してみたくなること
- 次のごはんを、キッチンスケールで量って、袋の目安とくらべてみる
- なでるついでに、わき腹のあばら骨を「そっとタッチ」
- 1週間だけ、あげたおやつをメモしてみる
- 体重を週1回くらい、記録してみる
うちの子のごはん、ほかの視点でも
量は、ごはんを見直すときの手がかりのひとつです。今のごはん見直し診断では、食いつき・毛艶と皮膚・涙やけ・お腹の調子・体型の5つの視点から、今のごはんを続けるか、与え方を整えるか、見直すかの目安が分かります。ごはんそのものを見直すときは、ごはんを切り替えるときの進め方もどうぞ。
こんなときは相談を
- 食べているのに痩せてきた、体重が減り続ける、逆に大きく増え続けるなど、体型の変化が気になるときは、量だけで判断せず、動物病院に相談してください。
- 理想の体重や、ちょうどいい量をくわしく知りたいときも、獣医師に相談してみてください。
- この記事の内容は、診断や治療の代わりにはなりません。





