「食いつきが気になるタイプ」は、うちの子がごはんを残す日が増えて、少しそわそわしている飼い主さんのタイプです。診断でこの結果が出た方は、育て方が悪かったわけではありません。まだ受けていない方も、うちの子のお皿がどんなふうに空になっているか、思い出しながら読んでみてください。
こんな 飼い 主さん、 いませんか?
うちの子のためを思って、いろいろ工夫している飼い主さんです。残されたお皿を見ると、まず気になるのは味なのか量なのか体調なのか、という順番です。とりあえず何か足してみようか、と考えることも多いはずです。
冷蔵庫にはちょっとしたトッピング用の食材があります。ゆで野菜や鶏むね肉、ふりかけタイプのものを、その日の気分で選んで足しています。うちの子が完食したときは、ほっとして写真を撮りたくなります。
一方で、トッピングを足した日のほうがよく食べる、という手応えも積み重なっています。「やっぱりこれが好きなんだな」と思って、次の日も似たものを用意する。それが少しずつ習慣になっています。
気になるのは、トッピングなしの日に食べる量が減ってきたことです。以前は完食していたはずのドライフードだけの日が、だんだん減ってきている気がします。「気のせいかな」と思いながら、今日もお皿に何かを足して、その話はそこで終わります。
ある 日の ごはん
トイプードルのここあは、朝晩の決まった時間にごはんをもらっています。もともとはドライフードだけで、いつも器の底がきれいになるまで食べていました。
ある日、いつものドライフードだけを入れたら、ここあはお皿のまわりを何周かして、少し食べて離れていきました。飼い主さんは心配になって、細かく刻んだささみをのせてあげました。ここあはうれしそうに戻ってきて、あっという間に完食しました。
その日から、飼い主さんはトッピングを欠かさなくなりました。ドライフードだけだと残す日が増え、何か足すと食べてくれる。この流れが何度か続いて、いつのまにかトッピングが当たり前になっていました。
ところがしばらくすると、ここあはトッピングの部分だけをきれいに食べて、下のドライフードを残すようになりました。飼い主さんは、そこで初めて気づきます。「これって、ここあがドライフードを選ばなくなってきているんじゃないか」。優しさのつもりで足してきたものが、少しずつ選り好みを後押ししていたのかもしれない、そんな夕方でした。
この タイプの "らしさ" 3つ
- うちの子の様子をよく見ている。お皿が空かどうかをちゃんと気にかけているからこそ、小さな変化にも気づけます
- すぐに動ける優しさがある。食べてくれないと分かった瞬間に、何かできることはないかと考えるのは、うちの子を大事に思っているからです
- 工夫の引き出しが多い。トッピングやふやかし方など、食べてもらうためのアイデアをいくつも持っています
よく ある 勘違い
「食べないのはフードが合っていないから」と思われがちですが、食べムラの理由はフードの中身だけとは限りません。おやつの量や食べる時間、その日の運動量や気温など、いろいろなことが重なって起きることがあります。まずフードを変える前に、周りの与え方を見直す余地が残っていることも多いのです。
「たくさんトッピングを足すほど、ちゃんと栄養がとれる」と思われがちですが、毎回トッピングを足すことが、結果としてドライフードそのものを選ばない理由になっていくこともあります。ここあの例のように、足すこと自体が悪いわけではなく、それが習慣として積み重なった結果、うちの子の中で「トッピングがある日が普通」になってしまうことがある、という話です。
ほかの タイプとの 違い
「与え方みなおしタイプ」との違いは、気になっているところがはっきりしているかどうかです。与え方みなおしタイプは、これといって際立って気になる軸があるわけではなく、量やおやつのバランスを全体的に整えるとよさそうな状態です。こちらは、食いつきという一点が、ほかよりもはっきり気になっている状態です。
「お腹の調子が気になるタイプ」との違いは、気になっているサインの出どころです。お腹の調子が気になるタイプは、便の様子に気になる点が出ています。こちらは、食べる量や食べ方のほうに気になる点が出ています。食いつきとお腹の調子は関係し合うこともありますが、どちらが上という話ではなく、今いちばん気になっているところがどちらに近いか、という違いです。
こんな サインが 続いたら
子犬の場合は、1食抜けただけでも、念のため動物病院に相談したほうがよいとされています。成犬でも、食べないこと以外に、元気がない、吐く、下痢をしている、といった様子が重なるときは、様子見を続けずに動物病院に相談してください。
「様子を見ようか、それとも相談しようか」と判断に迷う段階でも、相談してかまいません。毎日うちの子を見ている飼い主さんの「いつもと違う」という感覚は、それ自体がひとつの大事な情報です。
診断前でも できる、 ひとつだけ
今日ひとつだけやるなら、トッピングなしのドライフードだけを、いつもの時間に一度出してみてください。すぐに食べなくても、下げるまでの時間を少し長めにとって、様子を見ます。
食べる量が少なくても、まったく口をつけないのでなければ、それも今のここあの手がかりのひとつです。トッピングをやめようという話ではなく、まずは「今、素のフードにどれくらい興味があるか」を確かめる一歩です。お金も道具もいらない、いちばん手前の一歩です。
詳細 レポートで 分かる こと
この記事で扱っているのは、タイプの人物像までです。診断を受けて登録すると読める詳細レポートでは、うちの子の回答をもとに、次のことが分かります。
- 5つの軸(食いつき、毛艶・皮膚、涙やけ、お腹の調子、体型)それぞれの様子
- 今のごはんを続ける場合と、切り替える場合の比べ方
- 切り替え手順と、切り替え後7日・14日・30日のふり返り方
- 価格や続けやすさの比べ方
うちの 子は 何 タイプ?
食いつきが気になっているタイプの飼い主さんは、うちの子のことをよく見ているからこそ、小さな変化に気づけています。「今のごはん見直し診断」は全14問(うち2問は任意)です。うちの子が7タイプのどれに近いか、確かめてみてください。







